作成日:2020/05/27 | 更新日: 2020/05/27

大きく成功する上で最重要だと思っているものが一つある。それは「逆張り思考」である。

「みんなは信じていないけど、自分は正しいと確信していること」を中心に生きることが、人生を面白くし、成功を掴むコツだと思う。これは成功者全員が口揃えて言うことである。

逆張り思考とは?

逆張りとは、「ほとんどの人が信じているものと真逆だけど、自分は正しいと確信しているがゆえに、真逆の行動やポジションを取ること」である。

例えば、全員がビットコインが今後下がると思っているとしましょう。でも、自分はビットコインのマーケットを熟知しているがゆえに、今後価格は実は上がると確信しているとしましょう。

みんなの予測とは真逆だけど、価格が今後上がると思うから、今ビットコインを買います。この場合、ビットコインを買うことを「逆張り」と言います。

数カ月後、数年後、自分の予想通り上がっていたら、安い状態でビットコインを調達することができ、非常に高い投資リターンを確保することができることになります。これが「逆張り」の本質なのである。

一見リスキーに見える。しかし、「逆張り思考」を正しく行っている人はそのリスクをリスクとして見ていない。逆にその行動を取らないことがリスクだと捉えている。

成功しているスタートアップの多くはこのような逆張り思考から生まれている。ほとんどの人は考えもしない、もしくは上手く行かないと思っているアイデアを追求することによって、競争を避けることができ、高い利益率を担保できるのである。これはPayPal共同創業者のPeter Thielの名著Zero to One(ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか)詳しく紹介されている。

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「逆張り思考」の個人的な経験の例

僕の人生でも何回か「逆張り思考」で上手くいったことがある。他の成功者と比べたら成果の度合いは小さいが、それでも社会のトップ1%以内(特に年齢などを考慮すれば)の成果は出せていると思う。

「逆張り思考」を理解してもらうために、3つのエピソードを紹介したいと思う。

プログラミングを学ぶ意思決定

僕は「文系の学問を学ぶよりも、プログラミングを学ぶ方が絶対に今後稼げる」という強い確信を昔から持っていた。今となっては、プログラミングやりたい人かなり増えたけど、当時は違った。

周りには、「プログラマーって低収入でしょ?下っ端だし、辞めたほうがいいよ。高学歴で英語しゃべれるんだから商社とか生きなよ」と言われました。親からも猛反対されました。

しかし、この時僕は彼らが知らないことを知っていたのです。アメリカではソフトウェアエンジニアがかなり高待遇をもらっていて、かつ需要が増え続けることを知っていました。この情報の非対称性によって、認識の差は生まれていました。

今となってはプログラミングを学ぶを意思決定をしたことよにより、彼らの数倍、数十倍稼いでいます。

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業界選びの意思決定

さらに、新卒として就職する際に、業界選びにはある程度迷った。

周りがコンサル・投資銀行・商社に進む中、僕はあえてテック業界に飛び込んだ。もちろん、プログラミングができたからというのはあるのだが、それでも英語がしゃべれたし、ビジネスサイドも分かったので、どちらに進んでもよかった。

しかし、僕はアメリカの流れを見てて、確実に今後のエリート層はコンサル・投資銀行ではなく、テック業界に流れることを知っていた。

アメリカでは確かにいまだにエリート層はコンサル・投資銀行などに進むのだが、時給換算すると非常に低賃金である業界という風に知られていた。

一方で、テック業界は自由でかつ成果主義。テクノロジーによって効率化をし、労働時間ではなく、効率的なアウトプットで評価される。

僕は今後この流れは確実に加速すると分かっていたので、いわゆるエリート街道を捨て、テック業界を選んだ。

今となっては、彼らと比べて時給は5~10倍だ。

キャリアの意思決定

また、キャリアにおいても同じ思考でベットした。

シリコンバレーでは「プロダクトマネージャー」という職種が花形である。日本では、まだプロダクトマネージャーという職種はさほど人気ではない。さらに、日本ではプロダクトマネージャーというと文系の企画職というイメージが強いのだが、シリコンバレーでは理系出身がかなり多い。

今後、日本や世界においても同じ流れが来るだろうと思い、思いっきりエンジニアからプロダクトマネージャーへと職種を変えた。これも、周りには色々と否定されたが、自分は正しいしこの流れは確実に来ると思ってた。

今となっては、当時反対していたエンジニアよりも数倍稼いでいる。

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※おまけ:ダイエット法の逆張り

これは完全余談だが、おかんがテレビを見て「低GIダイエット」というのを最近やっていて、体重が10kg減ったとのことを最近僕に自慢げに報告してくれた。

面白いのは、実は高校の時に僕も全く同じダイエット法をやっていたことだ。

その時おかんに説明した際に、「そんなわけないでしょ!テレビでも見たことないし、絶対痩せないわよ」とバカにされた覚えがあります。(笑)科学に基づいたダイエットなので、痩せることは確信していたし、実際に数キロすぐに痩せた。

テレビやマスが宣伝していなくても、効果的なダイエット法が存在したのである。

今となっては、僕は好きなもの食べてしまっているので、おかんの方が数倍痩せています。(笑)

まとめ

少人数しか知らない事実やインサイトを得るのは実に難しい。のんびり生きていたら確実に培われないものだからこそ、日々注意深く生きることがコツだと思う。

具体的には、様々な事象の具体例を抽象化して仮説を立てることが大事だと感じる。

例えば、最近の近しい例で言うと「コロナウィルスで外出自粛要請によって、電化製品の売上が伸びた」などである。これは具体例である。これを抽象化すると例えば、「自宅の滞在時間が増えるとエンタメニーズが増える」という仮説に結びついたりする。

このような思考を繰り返すことによって、他の人が気づいていない事実に気づくことができるのである。

具体と抽象を切り分けるのは最初は簡単ではいないのだが、具体的な訓練方法に関しては前田裕二のメモの魔力などが参考になる。

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