
こんにちは、Takaです。
Twitterで次の記事何を書こうかみなさんに伺ったところ、「25歳で年収2300万円到達した方法」が一位だったので、今日はこれについて書いていこうと思います。
年収288万円→2300万円を約3年で達成できた方法をこの記事で公開していこうと思います。
先に言っときますと、全員が同じ年収推移を辿れるとは思いません。
ただ、年収を若くても素早く上げるロジックは存在するとは思っています。僕の周りで同じロジックで僕よりも稼いでいる人何人もいますし、割と普遍的なロジックなんじゃないかなと思います。
本日はそのロジックをみなさんに共有していきたいと思います。
その前に僕の自己紹介を簡単にするとこんな感じです。
- 大学生の時にプログラミング始める
- エンジニアとして就職(初年度288万円)
- プロダクトマネージャーに職種を変える(年収1500万円)
- 現在27歳で、某テック企業でプロダクトの統括をしている(年収2300万円)
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@taka_tech_をフォローする目次
- 年収推移
- 成長産業、かつ競争がまだ激しくない市場を狙う
- 「資金に余裕のある会社」 ✕ 「実力主義な組織」を選ぶ
- 1年で昇給4回した方法
- スキルセットの掛け算で希少性を上げる
- 錯覚資産を副業で活かす
年収推移
まず、僕の年収推移です。初年度288万円程度で、そこから3年程度で年収を約8倍になっています。

もう少し詳細に、時給推移も共有いたします。こんな感じで、23〜24歳の間に何度か昇給があったことが分かります。

では、どのように年収を上げてきたか説明していきます。
成長産業、かつ競争がまだ激しくない市場を狙う
まず、大前提として、若くして年収を上げ続けるには、2つの要素が大事になってきます。
- 自分がいる産業が成長しているかどうか
- 競争が激しくないかどうか
産業の成長性が低いと、高いオファー額が出ないのと、人材の価値が高まりづらい傾向にあります。逆に、成長性が高いと、人材が企業成長のネックになってくるので、企業間で人材を奪い合う状態になり、結果として非常に高いオファー額が提示されるわけです。
競争性が高い産業だと、単純に自分が目立ちにくくなるので、相対的に高い年収をもらうことが困難になります。例えば、外資コンサルや外銀などは、エリート層が狙う市場なので、かなり能力が高くないと通常より高い年収をもらうのは難しいでしょう。
まだエリートのマジョリティー層が入り込んでいない市場を狙いましょう。
今だと、割と日本のテック業界はそうなんじゃないかなと思っています。海外だと、特にシリコンバレーのテックカンパニーで働くのはエリート層なわけで、外銀や外資コンサルよりも高い地位として捉えられることが非常に多いです。高い収益性・スケーラビリティーを誇るがゆえに、ワークライフバランスを保ちながら高年収を貰えるテックカンパニーは優位なわけですね。日本も徐々にそうなっていっているし、より一層今後傾向として似たような感じになると思います。
「資金に余裕のある会社」 ✕ 「実力主義な組織」を選ぶ
業界選びも大事ですが、もう一つ階層を下げましょう。業界だけでなく、どのような会社・組織で働くかも非常に大事になります。
若い年齢で高年収を狙う上で、会社選びにおいて2つの要素が大事になります。
- 資金に余裕がある会社か
- 実力主義である会社か
資金の余裕がないと、昇給幅がどうしても頑張っても5%、10%、みたいな感じになってしまうので、なかなか年収が上がりません。
資金の余裕がある会社だと、優秀な人材に抜けてほしくないのでパフォーマンスが高い社員に大してはかなり昇給幅をもたせることが多いです。
また、実力主義でない会社だと、年次で年収が決まってしまいます。伝統的な日系企業とかはこれにあてはまります。
実力主義の会社だと年齢は関係なく、パフォーマンス次第で年収が上がったり、下がったりします。外資系とかが典型的ですね。
1年で昇給4回した方法
さて、昇給に関しても触れていこうと思います。
昇給は実は非常にシンプルなロジックで達成できます。
- 上司と昇給のクライテリアを握る(何を、いつまでに、どのようにすれば昇給できるか確認する)
- クライテリアを満たしているというエビデンスを作る(成果を出して、その成果をうまく「社内営業」する)
この2つをやることによって、昇給する確度を上げることができます。
まず昇給のためには、何をすればお給料が上がるか把握する必要あります。
上司との面談などで、「年収を上げるにはどうすればいいか」フラットに聞いてみましょう。
上司は自分の給与をあげることも仕事の一つなのですが、意外と「いつまでに、どうなったら部下の年収をあげることができるか」について考えていないことが多いです。それを問いかけることによって上司の思考の整理にもなるわけです。
昇給のクライテリアがわかった段階で、それを満たすために必死に成果を出しましょう。そして成果を出したら、それを「 社内営業」しましょう。
自慢や誇示をしてしまうと、嫌われるので、適切な人に、適切な方法で伝えましょう。
◎ 会議などで関連事項が出たときに、「自分がXXというプロジェクトをやっていて、それがYYに貢献するかもしれないです」などと言ってみる
✕ 「自分、XXっていう面白い仕事やってるんすよねー」
個人的にこの手法で、再評価がある度に大幅に昇給してきました。昇給クライテリアを握り、そのクライテリアを達成する。これにつきます。
スキルセットの掛け算で希少性を上げる
エンジニアからプロダクトマネージャーになると市場価値が上がる理由でも書いたように、キャリアにおいて組み合わせ技がかなり重要になってきます。
複数の分野でトップ10%ぐらいになれれば、かなり希少性の高い人材になれます。これは、単純に自分の時間の投資の仕方を変えれば達成できることなので、全く不可能な話ではないのです。
ほとんどの人は仕事終わったあとに家帰ってテレビを見たり、飲み会にいったりするわけで、あまり努力しない傾向にあります。そんなに頑張る人なんて、滅多にいないのです。
時間は有限資産であり、自分の時間をいかに投資するかでリターンが決まります。他の人がのんびりしている間に、スキルを身につけましょう。
自分の場合だと、英語ができる、ビジネスサイドがわかるエンジニアというポジショニングで最初市場に入りました。そして、エンジニアからプロダクトマネージャーになると市場価値が上がる理由でも書いたように、後に英語ができる、エンジニアリングがわかるプロダクトマネージャーという組み合わせ技でさらに市場価値を上げていったわけです。
25、26歳ぐらいで2,000万円以上稼いでいる友人は他の例で言うと以下のパターンがあります
- マネジメント能力・コミュニケーション能力が高い、AIエンジニア
- コミュニティーづくりが得意なフロントエンドエンジニア
- エンジニアリングがわかる営業マン
このように、掛け算で自分の市場価値を上げていくことが非常に大事です。
テック業界において、市場価値が高まるスキルセットの組み合わせ法
テック・IT業界においては下記のスキルセット・職種を組み合わせることによって市場価値を上げることができます。
- エンジニアリング
- プロダクトマネージメント
- デザイン
- データ
- 機械学習
- 営業
- ファイナンス
これらで自分が得意な分野を探し、ユニークなポジショニングを築きましょう。
他の記事などでも説明しておりますが、まずはプログラミングを学ぶことをおすすめしています。汎用性が高いので、今後高い市場価値を担保できます。
プログラミング始めてみたいという方は、とりあえずYoutubeで最近流行っているまこなり社長が運営しているTechCamp【テックキャンプ】をおすすめしてます。説明会もオンラインで無料で受けれます。
人生が変わる説明会になるかもしれないので、参加してみましょう。
TechCampの無料オンライン説明会に参加してみるオファーを複数持ってきて、オファー額をつりあげる
転職市場が日本より盛んなアメリカでは割と一般的な手法ですが、オファーを複数持ってくることによって、交渉できるようになり、オファー額を上げることができます。
もちろん、実力がないとそもそも複数オファー取ってこれないので、前提としてまずは労働市場でモテるスキルを身につけましょう。モテない男性が複数の女性をひっかけようとするのと同じです。
オファーを複数社から持ってくる方法は別記事で書こうと思いますが、端的に言うと、自分がモテそうな会社を受けるという点につきます。受かる確率が高く、高いオファー額ももらえそうな会社を受けて、オファーまでつなげることが大事です。
錯覚資産を副業で活かす
最後に、収入源を増やすことによって年収を上げることができます。
基本的に、副業は本業との掛け算で行うことがいいと思っています。
例えば、本業が営業職だとして、副業したいからと言って夜バイトをするのはあまりよくないです。それよりは、ベンチャー企業で副業でも営業を探している会社だったり、自分の営業ノウハウが欲しそうな会社でコンサル料もらうとかの方が筋がよいです。
こういう案件を取ってくるときに非常に大事なのが、錯覚資産を作り、活かすことです。
錯覚資産とは「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」のことを指します。
例えば、よく見られるのがこのような錯覚資産です↓
- グーグル出身のエンジニア
- 東大卒
- キーエンス出身の営業
- 会社売却経験あり
本当にその人がすごいか、実力あるかなんてわからないのですが、「なんとなくすごそう」とか、「グーグル出身だったらそりゃ優秀だよね」とか思いますよね?これが錯覚資産です。
錯覚資産によって人生決まるので、積極的に追っていきましょう。錯覚資産によって、新たな機会が生まれ、さらにワンステップアップを到達することができます。
副業を探す際に、自分がもっている錯覚資産が何かを考え、それを積極的にアピールしましょう。何もアピールできないものがないのであれば、まずは本業で実績を出して、錯覚資産となるような経験を積みましょう。
例えば、自分が誰か雇おうとしているとします。下記の二人だと、どちらの方に高い時給をあげますか?
- 経験年数3年、JavaScriptエンジニア。開発チームをリードしています。
- 某有名ウェブサービスのリード開発者、社内表彰3回受賞経験あり。サイト開発実績→20個
絶対に二人目の人の方が高い時給払いますよね?自分のアピールの仕方、売り方によって時給が変わるので、自分のマーケティングの仕方を考えましょう。
錯覚資産をアピールすることによって、自分の単価を上げることができます。発注する側も高めの金額でも納得感が得られやすいので、win-winです。
まとめ
- 成長産業、かつ競争がまだ激しくない市場を狙う
- 「資金に余裕のある会社」 ✕ 「実力主義な組織」を選ぶ
- 昇給クライテリアを上司と握り、成果を出し、クライテリアに達したことをアピールする
- スキルの掛け算で市場価値を高める
- 副業案件獲得する際に、錯覚資産をアピールする
ぜひ、参考になったらTwitterなどでシェアお願いします。
質問などあればいつでもTwitterでDMください。
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