作成日:2020/05/27 | 更新日: 2020/05/27

最近プロダクトマネージャーになったけど、役割があいまいで分かりづらく、どうしたらいいか分からず困っている方結構多いのではないでしょうか?または、プロダクトマネージャーになりたいけど、いまいちどういう仕事なのか分からない方もいると思います。

この記事では、そんな方にプロダクトマネージャーの3つの役割を解説していきたいと思います。また、プロダクトマネージャーとして効率的にレベルアップする方法も紹介します。

プロダクトマネージメント3年の経験と、僕がシリコンバレーの某テック企業でプロダクトの統括をしていて学んだことを中心に説明していきたいと思います。

この記事で学べること

プロダクトマネージャーの3つの役割とは?

プロダクトマネージャーの3つの役割とは?

プロダクトマネージャーはプロダクトを成功に導く人です。まさに、「プロダクト」を「マネージメント」(管理)する人です。よく、プロダクトのCEOと言われたりもします。

どんな組織でも、結果の責任を持つ人がいないと、結果は出ませんプロダクトの成功に責任を持つ人がいないと、刺さらない商品になってしまい、業績が悪化します。だから、プロダクトマネージャーが必要なのです。

例えば、会社全体の責任を持つ社長がいなければ、みんな適当に振る舞って会社潰れますよね。方向性やまとまりがなくなり、崩壊します。プロダクトも同じで、プロダクトの方向性を示し、責任を持って前に進める必要があります。

では、具体的にどのような役割が求められるのでしょうか?

大きく分けて、それを達成するために役割は大きく分けて3つあります。

  • イシューの仮説を発見・定義
  • チームメイトとROIを最大化する形で解決策を練る
  • ネクストステップを考えてプロダクトを進歩させる

では、一個一個見ていきましょう。

1. イシューの仮説を発見・定義

プロダクトマネージャーの仕事で一番大事な役割は、イシュー(問題)の仮説を発見・定義です。なぜかと言うと、「何を」解決するかを間違うと、すべての開発がムダになるからです。

例えば、宅配デリバリーサービスのプロダクトマネージャーで、売上を伸ばすことが目標だとしましょう。売上が伸びない理由について、仮説を考える必要があります。

そこで「注文したいレストランが探しづらいから売上が伸びないのでは?」という仮説を持ってたとしましょう。しかし、この仮説は本当にいい仮説なのでしょうか?本質的な問題なのでしょうか?

例えば、「注文したいレストランが探しづらい」から売上が伸びないのではなく、「注文したいレストラン数が少ない」から売上が伸びないのかもしれません。このようなケースが結構あるので、何が本質的な問題なのか、調査や分析する必要があります。

それを確認せずに、開発を進めてしまうと労力がすべてムダになってしまいます。開発は最低でも2週間〜3ヶ月ぐらいかかる場合が多いです。エンジニアの給料や、開発にかかった時間等のコストがかかるので、かなり致命的です。

仮説の筋がいいかどうか検証する具体的な手法は他の記事で紹介していこうと思いますが、解決しようとしている問題が実在していてかつ重要な問題だと分かった段階で、次はチームメイトを巻き込んで解決策を練って実行に移していきます。

2. チームメイトとROIを最大化する形で解決策を練って実行

プロダクトマネージャーはチームを巻き込んで、ROIを最大化しながら解決策を考え、実行する必要があります。

プロダクトマネージャーは一人では何もできません。チームの力を借りないとプロダクトは作れません。具体的には、こんな感じで色んな人を巻き込んでいきます。

  • デザイナーとどんな体験を作るべきか決める
  • 分析チームと関連した分析を進める
  • エンジニアとどのような順序で開発していくか決める
  • カスタマーサポートチームに新しい体験のことを知らせて、懸念点を洗い出し、対応する
  • エンジニアに実装してもらい、適宜質問に答えたり、仕様を考え直したりする

しかし、解決策を考えるだけでなく、ROI(費用対効果)も考慮しないといけません。プロダクトマネージャーは社長と同じで、投資したものに対して、リターンがどれぐらいがあったかで評価されるからです。

プロダクト開発の場合、ほとんどの場合ROIは下記のように考えます:

  • Return = ビジネス目標の貢献度合い
  • Investment = 開発コスト
  • ROI = Return / Investment

このように、ビジネス目標に対しての貢献度合いだけでなく、開発コストも考慮する必要があります。例えば、売上が1.2倍になる想定だけど、開発に10年かかるとしたら、それはあまり良い施策とは言えません。

多くのプロダクトマネージャーはここでつまずきます。あまりにも開発コストのフィーリングがつかめず、仕様が中々決まらず時間が過ぎ去ってしまい、プロダクトの成功に時間が余分にかかってしまいます。

3. ネクストステップを考えてプロダクトを進歩させる

最後に、プロダクトマネージャーはプロダクトをこの先どこへ持っていきたいか考え、ビジョンを示す必要があります。

なぜなら、理想的な顧客体験に近づけることがプロダクトの成功につながるからです。そして、理想的な顧客体験を作るためには長期的なビジョンが必要になります。

例えば、宅配デリバリーサービスの例だと、5年後にサービスがどう発展しているべきか考えたとしましょう。未来の宅配デリバリーは、レストランと同じ価格・品質・スピードで食べ物を提供することかもしれません。これを実現するために、逆算すると、配送周りの改善の施策につながるかもしれないし、食べ物の品質を保つ方法の改善施策につながるかもしれないし、色々と企業努力の方向性が変わってきます。短期目線ばかり考えてしまうと、クーポンなどばらまいて時が過ぎ去ってしまい、プロダクトは進化しません


プロダクトマネージャーの3つの役割を説明してきました。では、プロダクトマネージャーの役割をよりうまく果たし、レベルアップするためにはどうしたら良いのでしょうか

プロダクトマネージャーとしてレベルアップする最も効率の良い方法とは?

プロダクトマネージャーとしてレベルアップする最も効率の良い方法はプログラミングを学習することです。

理由は下記です:

  • ROI計算がすぐにできるから素早く企画・施策が回せる
  • 自分で分析できるようになり、イシューの仮説の検証が自分で回せるようになる
  • ROI計算ができる・分析ができるプロダクトマネージャーは年収1,000万円クラス

プログラミング知識があると、ROI計算がすぐにできるから素早く企画・施策が回せる

開発コストの見積もりはプログラミングの知識がないとかなり時間や手間がかかります。

デザイナーと仕様を検討する際に、エンジニアリングコストが考慮できていないと、仕様が固まるまで非常に時間がかかってしまい、施策をリリースできる速度が非常に遅くなってしまいます

おまけに、プログラミングの知識があったほうが、効率的でいい仕様が生まれたりします。

プログラミング知識があると、自分で分析できるようになり、イシューの仮説の検証が自分で回せるようになる

仮説が正しいかどうか確認するための手法として主流なのが、定量分析です。

定量分析を行う際に、データベースを叩いて定量分析をすることが多いのですが、これを行うためにはプログラミングスキルがある程度必要です(SQL力)。

潤沢な分析チームのリソースがある場合はあまり必要ないかもしれませんが、ほとんどの会社は分析チームはそんなに大きくないです。なので、分析を依頼して、結果を待って、などをしていると仮説検証のスピードがかなり落ちてしまいます。

一方、仮説検証を自分一人で回せるようになると、それだけかなりスピーディーに検証ができ、正解に近づける確率が高まります。

ROI計算ができる・分析ができるプロダクトマネージャーは年収1,000万円クラス

妥当なROI計算ができ、分析も一人である程度できるプロダクトマネージャーは日本ではかなり限られています。このような人材は希少なので、年収1,000万円以上稼げるケースが多いです

プロダクトマネージャーは能力によっては会社に多大なる利益をもたらすので、腕がいいとすぐに年収が上がる特徴があります。


このように、プロダクトマネージャーはプログラミングを学ぶ必要があることを分かっていただけたと思います。

プロダクトのトップを見ていけば一目瞭然です。GoogleやFacebookのプロダクトのトップは全員エンジニア出身ですし、国内でもメルカリのプロダクトトップはエンジニア出身です。

プロダクトマネージャーとして上を目指すのであれば、プログラミングの知識や技術は必須です。

プロダクトマネージャーがプログラミングを学習する一番良い方法は?

プロダクトマネージャーがプログラミングを学習する一番良い方法は、TechCampのようなプログラミングスクールに通って効率的に一気に技術を身につけることです。

理由は以下です:

  • 働きながら、リモートで学べる
  • オリジナルサービスを作りながら学べる
  • 実践的な知識のみつく
  • 自分のペースで学習できる

海外ではこのようなプログラミングスクールで技術力を身につけるプロダクトマネージャー非常に多いですし、Wealthnaviの社長などもTechCampで学習し、5週間でサービスを生み出し、今となっては148億円を調達している会社に成長しています(インタビュー記事)。

興味ある方は是非TechCampの無料オンライン説明会に参加してみてください。


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