作成日:2020/05/27 | 更新日: 2020/05/27

こんにちは、Takaです。

海外でエンジニアとして働くことを目指す上で、よく下記のポイントが大事だと言われています。

【あるある】海外でエンジニアで働く上で大事なポイント

  • 技術力を上げよう
  • 英語力を上げよう
  • ビザ取得頑張ろう

もちろん、これらのポイントも大事ですが、海外で就職し、生き残るためには実はもっと大事なポイントがあります

この記事では、シリコンバレーの某テック企業で数年間働いてきた僕の視点から必要なスキルを解説します。これらを身につけるだけで年収アップ・キャリアアップにも繋がりますし、他のエンジニアと参入障壁が高い差別化ポイントが生まれることになります。

技術力だけでは海外でエンジニアとして就職できない理由

海外でエンジニアと就職する上で、まずは人材の価値・評価がどう決まるか見ていきましょう。

エンジニアの価値を下記のように分解することができます。

この3つの要素の総合点によって価値が決まるイメージです。

日本人は、英語ネイティブや他国から来ている人材と比べて英語力が著しく劣っています。もちろん例外はありますが、一般論としては英語力はかなり低いです。

そうすると、その時点で技術力が高くても、英語でコミュニケーション取りづらく、総合点は高まりません。技術力のみで生きていけるエンジニアは一握りで、非常にトップクラスのエンジニアなケースが多いです。

海外で日本人がエンジニアとして働き、生き残っていく上では技術力だけでは足りず、それ以外のスキルで補う必要があります。

海外で日本人がエンジニアとして生き残るために必要なスキルとは?〜SWOT分析をしてみた〜

では、海外で日本人がエンジニアとして働くためには、どのようなスキルを身につける必要があるのでしょうか?

考えるフレームワークとして、SWOT分析を用いました。

これを見ると、いくつか日本人の勝ち筋・勝ちパターンが見えてきます。

SWOT分析から見える日本人の勝ち筋パターン

  • 日本人特有の綿密性・勤勉性→ プロセスを提案し、導入・運営するニーズに応える
  • 強い論理思考力→ 事業変数を分解し、よりよい解決策を提案する

プロセスを提案し、導入・運営するニーズに応える

開発を行う際に、よいプロセスがあるかないかで製品の質とリリースのスピードがかなり変わってくることはみなさんご存知かと思います。

日本でもそうですが、特にまだ発達途上の会社ですとプロセスが導入されていない場合が多いです。そのため、プロセスを提案し、導入する人材が求められ、重宝されます

日本人は国民性として綿密性・勤勉性を備えています。気づいていない人もいますが、これは海外に行くとかなり差別化ポイントとなります。開発プロセスを提案、導入、運営までする人材としては日本人がかなり適しているのです。

個人的に知っている例だと、社内でScrumを導入してEngineering Managerになった方や、JIRAの管理方法を厳密にしてROIを見える化してかなり評価されている方などいました。

具体的には、下記の内容を理解し、マスターすると市場価値が高まります。

  • Scrum / Agileの理解・運用ノウハウ
  • JIRAなどのチケット管理ツールの知識・運用ノウハウ
  • Design sprintなどのプロダクト開発プロセスの知識・運用ノウハウ

これらのトピックに関しては下記の本が非常におすすめです。Amazonでもやはり高評価ですね。

アジャイルサムライ――達人開発者への道

アジャイルサムライ―それはソフトウェアを顧客に届ける猛々しきプロフェッショナルだ。本書では、圧倒的なアジャイルプロジェクトの姿を見せる。

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カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

ITエンジニアとしてSIer企業に勤務する江島は、問題だらけのプロジェクト、やる気のない社員たちに嫌気が差していた。そんな中、ある開発者向けイベントに参加したことがきっかけで、まずは自分の仕事から見直していこうと考える。タスクボードや「ふりかえり」などを1人が地道に続けていると、同僚が興味を示したため、今度は2人でカイゼンに取り組んでいく。ここから、チームやクライアントを巻き込んだ、現場の改革がはじまる。チーム内の軋轢、クライアントの無理難題、迫りくるローンチ…。さまざまな困難を乗り越え、江島がたどり着いた「越境する開発」とは。

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事業変数を分解し、よりよい解決策を提案する

日本人のエンジニアは他国のエンジニアと比べて強い論理思考力を持っている方が多いと経験上感じます。これが開発力・技術力につながるわけですが、それ以外にも、事業インパクトを最大化するという方向にも強みを活かせます。

プログラミングと同じく、事業は様々な変数があり、それらを因数分解しながら最もインパクトの大きいレバーを引くことによってビジネスが伸びます。プロダクトマネージャーや経営者が事業やプロダクトに関する意思決定をすることが多いのですが、これをエンジニアができるとかなり評価されやすいです。

エンジニアが最も仕様理解が深いことが多く、また論理思考力も比較的強いことが多いです。ゆえに、最短距離で事業インパクトを出すためにどうすればいいかすぐに分かることが強みです

例えば、プロダクトマネージャーが売上を伸ばすために3ヶ月かかる施策を提案したとしましょう。ここで、エンジニアとして下記のポイントを検討するようにしましょう。

  • 開発工数のボトルネックになってる部分は?
  • ボトルネックになっている機能を他のライトな実装でカバーできないか?
  • ビジネス上の優先度を踏まえた上で、そもそもこの施策に注力すべきか?

このトピックに関しては、プロダクトマネージメントや経営の本を読むと身につきます。こちらに関しては起業家やプロダクトマネージャーにおすすめの本5選【バイブル本厳選】を参照ください。

また、自分でサービスを作って運営してみることもおすすめします。まだサービスを自分で作れない方はまずはTechCampなどの優良プログラミングスクールに通ってスキルを身に着けましょう。

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まとめ

  • 技術力だけでは海外でエンジニアとして就職できない
  • SWOT分析から見える海外における日本人エンジニアの勝ち筋パターン
    • 日本人特有の綿密性・勤勉性→ プロセスを提案し、導入・運営するニーズに応える
    • 強い論理思考力→ 事業変数を分解し、よりよい解決策を提案する
  • 開発プロセスに関連した本を読んで知見を身につけることをおすすめ
  • 起業家やプロダクトマネージャーにおすすめの本5選【バイブル本厳選】で紹介した経営・プロダクトマネージメントに関しての本を読んで、ビジネスにも強いエンジニアを目指す
  • 自分でサービスまだ作れない人はTechCampなどの優良プログラミングスクールに通ってみる

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